特定非営利活動法人Continue 設立趣旨書より抜粋
現在社会では、労働問題や対人関係における相互理解の欠如、老後の問題などあらゆる世代が何らかの問題を抱えており、それがひきこもりや、うつ、自殺といった深刻な形で現れています。
そういった中で私たちは、それぞれが自分自身の生き方や周囲の環境をより良く変えて行きたいという思いを持ちながらも、既存の制度や仕組みが持つ様々な歪みや人間関係における制約によって容易に、身動きがとれない状態に陥ってしまいます。
そしてそのことがまた、先に述べたような問題を加速させるという悪循環を生み出しています。
そういった状況においてこそ、より自覚的にそれぞれが今を組立て直す必要があるのではないでしょうか。
そこで、私たちは「社会生活を円滑に営むことが困難だと感じている人たちが、何度でも活動し続けることができる場を作ること」を目標として、NPO法人『Continue』を立ち上げます。
このNPOは上記目標の達成のため
- 場をつくる
- 機会をつくる
- しくみをつくる
利用者同士が交流し、常に現状を発信することができる活動拠点を設置する。
利用者が学び、対話し、活動することを通して、相互理解やスキルアップする機会をつくる。
働き方や家族のあり方、老後の問題などそれぞれの生活に対して、新たな形やしくみを模索し、実現して行くことを目指す。
といった活動を行います。
私たちそれぞれの自発的な活動を通して、これからの未来が各人にとって「より良い」ものとなること。そしてその選択が、「やり直しのきく、きちんと失敗できる社会」へと繋がることを願います。